その昔、ゲイの物語のラストは殺されるか自殺するかしかなかった時代がありまして。
それから結ばれるゲイカップルが描かれ始めて
今や「シングルに戻ったゲイ」を描く時代でございます。
****
さすがアメリカ。
全方位に気を遣いつつも下品でヒリヒリするギャグも入れてくる。
出てくる俳優さんの人種も多様で皆さん演技も素晴らしくて
人種によって能力やスター性の差はないよなと改めて思わせてもらいました。
まあアジア系は少なかったけど。
***
これからのゲイ物はいかにノンケ女性やレズビアンと融和していくか、を描いていくことになるでしょうね。
セクシュアルマイノリティとはいえゲイは「男」なので、省みるべき過去・現在はあるよね。
このドラマでも離婚された初老の女性から「同じシングルと言ってもあなたは男でしょ」的なセリフを言われるシーンがありました。
このポイントを突いてくる映画やドラマが増えてくるでしょうし、
もちろんリアルの世の中でもそうでしょう。