藍住

一流シェフのファミリーレストラン シーズン1の藍住のレビュー・感想・評価

4.0
1話20〜30分しかないのにFワード連発しまくり&怒声も罵声も飛び交うキッチンの話なので元気な時に観ないとキツイかもしれないが、出てくる人達皆んな悲しみを抱えていてそれをどうやって癒すかを真摯に描いているところがとても良い。
私は2話目が結構ダイレクトに来てしまって思わず涙が溢れてしまった。
そしてそこから着実に積み上げていってからの7〜8話が本当に素晴らしい。
愛おしさしかない。
このドラマでは仕事がうまくいかなくて怒鳴り散らしたり、行き場のない悲しみをぶつけたり、本当に色々なことが起こるけど、最終的に行き着くところは「何度でもやる」ことなんだと思う。
料理と同じで。正解が無いからこそ、何度でもやる。

基本的にはレストランの中での話だが、銃社会の危険性やコロナによる街の変化とかそういうところもちゃんと拾っているところも良かった。
特に銃の描写に関してはこれがアメリカなんだなと改めて分かってしまって辛かった。
早く銃を規制しよう。

あえて指摘するとすればカーミーは最終話でシドニーに対して謝罪してなかったところ。
態度だけじゃなくて言葉でも示してよ〜〜〜と地団駄踏んでいる。
もしかしたら字幕拾いきれてない気もするので2周目に確認します。
藍住

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