Asino

一流シェフのファミリーレストラン シーズン2のAsinoのネタバレレビュー・内容・結末

4.4

このレビューはネタバレを含みます

S2完走した!

終わってからここに書いた感想はなぜかうまくアップロードされてなくて消えちゃった...のでやり直すけど(泣)
オープンのメニューにSeven Fishesがあったり、デザートの名前があれ、とか、E6を見たあとだと本当にしみじみしてしまう感じだった。
S1より、より個々のメンバーのことを深掘りしていったなかで、カーミーについてはより家族の軋轢について理解が深まり、もはやトラウマレベルなんだと思うのに結局レストランは家族経営なんだな、ってあたりがとてもイタリア系な感じがした。偏見かしら。
思わずWikiみちゃった(笑)
https://en.wikipedia.org/wiki/Feast_of_the_Seven_Fishes

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E6まで
S1は面白いけど苦手なとこもあった。それはとにかくみんな好き勝手やってて怒鳴り合い続けてて、見てるだけなのにストレスがすごかったので。
でもS2では、新しい店ができるまでの紆余曲折のなかに、メンバーの一部を大学の料理コースに通わせるとか、コペンハーゲンの店に修業に行かせるとか、それぞれ学んで成長していこうという方向になっているとこがすごく好き。

スーシェフを目指してみない?と言われたときのティナの目の輝きが素晴らしくて、S1の最初の頃の彼女の頑固さから考えると別人みたいだけど、いくつになっても新しいことを学んで上を目指していける、というのは本当にいいことだと思った。
まあみんながみんなそうでもないわけで、それも後半出てくるのかもだけど。

それぞれが自分が抱えている問題を誰かと話したり解決しようとしているところがいいところ。
あのリッチーでさえ(まああまりうまくいってるように見えないけど、彼の焦燥も理解はできる)(でも私はどうもナタリーに肩入れしてこのドラマを見てる)

それで話題のクリスマス(回想)回をですけど…。
お母さんと、彼女とナタリーの関係性が本当に他人事とは思えなくてしんどかった。
お母さんの異様な頑なさと、無理しすぎなのにやらないと言えない感じがなんかうちの母に似てて。でも誰も私のことなんか気にかけない、と泣く彼女を呆れてみることもできないんだよね。だって実際そう思ってるんだもの。
そして男兄弟二人と違って、気になってるのとものすごく嫌い!が両方爆発してて、愛情がないわけではないけどどうしていいかわからない不器用さが混じった結果「大丈夫?」になってしまうナタリーの気持ちがわかりすぎた。

それにしても回想回だと、見た目変わらないのにいきなりカーミーが末っ子感爆発してて、可愛いというか可哀想というか役者すげえというか、この場合脚本がいいってことか、と思うなどしました。

彼女との恋愛関係がこの後どうなるのか、今日は6話までにしておこうと思うので明日のお楽しみだけど、何となく批判的なレビューで「都合のいいキャラすぎ」みたいな書かれ方してるのを見かけたんだけど、まあそれはそうなぁ。この先もっとそんな感じになるのかしら。

しかしS2はS1の100倍くらい美味しそうなものが次々出てくるから参る!
正直アメリカの、フュージョン系というの?(死語だったらごめん)な料理に魅力を感じないので、カーミーとシドニーが試作してる料理には?って感じだけど、食べ歩いてたアレコレがみんなうまそうだった。
冬のシカゴ寒そうだけど独特の雰囲気があっていいなぁ、というか撮影がいい。(特にシドニー食べ歩き回)
Asino

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