はにかんでる

一流シェフのファミリーレストラン シーズン2のはにかんでるのレビュー・感想・評価

5.0
もうこのドラマ最高すぎる、大好きです🐻
どのエピソードも良すぎて書き出したらキリがないからまとめた感想を。

今回はエピソードのタイトルには、その話のポイントになる料理や物の名前がついてる。シドニーが1人で食べたSundae、マーカスが修行したHoneydew、カーミーが作ってあげたBolognese…終わってからタイトルを見ると「あぁ…」って沁みるようなシンプルだけど上手いタイトル。
特にシドニーが料理を作る楽しさを再確認した9話のOmeletteは泣きそうだった。この2人がシーズン1だとそんなに絡んでる印象がなかったからナタリーのために作ってあげて、軽口叩き合ってる2人が仲良しで素晴らしい。
反対に6話のFishesは地獄みたいな空気だった。よくあんな最悪な雰囲気を出せる、俳優さんってすごい。脚本もとんでもない。

シーズン1ではみんな何も考えず「食べられる物出せればいいっしょ」というカオスな雰囲気だったのが一変。一人一人が頑張ってる描写、みんなが考えて悩んで落ち込んでそれでも諦めずに自分をプロにするために取り組む姿勢も見事だった。なんといってもリッチーだよね。みんな「師」と呼べる人がいなかっただけで、こうしたらいいが分かると一気に成長していく感じが人間っていいなと思える。
どんな仕事でもそうだけど、プロになるためには並々ならぬ努力と経験が必要なわけで。とりわけ飲食業界にはミシュランという評価制度があって、目に見えて良い悪いが点数としてついちゃう。そこへの目標をみんなが共有して、みんなが同じ目線で望むことの難しさよ。

シーズン3も頼みます…クレアと笑い合うカーミーをもっと見せてくれ…みんな幸せになれ!!!!!