余りにも面白い、ヤバい、攻めてるという評判をあちこちで見聞きするのでEP1だけ味見するつもりで見始めたら、あっという間に9話まで。最終話が楽しみでしょうがなかった。
何よりも造り手、そしてカンテレとフジサンケイの覚悟まで考えてしまう。こんなドラマ流せば少なくともその系列局の報道姿勢まで問われるわけで、影響はただの刺戟的なドラマの範囲を超えてしまう。
また、こんなドラマ製作にGOが出るという時点で、安倍ちゃん時代が終わったんだなとも感じた。
オオモノ副総理とか、不審な政治家秘書の自殺とか、冤罪とか、ヤバいネタは週刊誌にまわす(つーか文春でしょ?)とか、政権ヨイショの政治評論家とか、色々なイシューを散りばめつつ、報道の社会正義について嫌が応にも考えさせる。
都合良すぎる展開や感情的過ぎる描写が気になるところもあったけど、現時点でこういうドラマを地上波でやり切ったことを称賛したい気分だし、他局も追随して欲しいと思う。