とと

エルピス—希望、あるいは災い—のととのレビュー・感想・評価

4.2
文句無しの4点越え。
脚本が素晴らしくて、いわゆる忖度無しで今の日本の腐敗部分に迫りつつ面白いエンタメに仕上げた技に拍手です。
日本のドラマの底の浅さに絶望して韓国ドラマ中心に見てきましたが、いやいや捨てたもんじゃないって思える作品です。

映画新聞記者では主人公の女性新聞記者のキャスティングに苦労して(日本人女優がみんなしり込みした?)結局、シムウンギョンさんが演じていましたが、ここで長澤ますみさんの登場。美しく華があり、凛としていて最高にかっこよかったです。声だけ聞けばアナウンサーかと思うほどの見事な原稿読みも抜群でした。
岸本君役の眞栄田郷敦さんの徐々に変わっていく演技も、村井さんの厄介なプロデューサー役もよかったです。
俳優さんたちほんとに見事でした。

でも最優秀賞はこのドラマ
を制作放送までやりきったカンテレに!
TBSが…という噂もさもありなんと思える内容で攻めきっていましたね。カンテレドラマ陣、やりましたね、拍手です。
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