見応えのあるドラマだった。
中身があってしっかりと作られていると感じた。主人公のアナウンサーが、時に組織の論理に絡め取られてしまったりするところも、リアリティーを感じた。
ただ、最後の岸本の独白(というか姉川アナの言葉だけど)の「善玉も悪玉もない」という言葉で締め括られるのは、全く、いただけない。
それとも、このフィクションであるドラマでさえも、最後に「どっちも悪くはない」という当たり障りのないことを言わないと、制作、放送できないということなんだろうか? まさかね。
もしかして、このエンディング自体がリアルにこの社会の現実を描いているのかもしれない。
眞栄田ゴードンの演技良かった。