Y

エルピス—希望、あるいは災い—のYのレビュー・感想・評価

4.5
今更観た。

ドラマの中で「末期がん患者の免疫細胞」と例えられる日本人。同意してしまいそうだが、完全な問題作であると思う。バズってたけど、気が向いたら観ようくらいだった。
もっと激しくとりあげられてもいい内容だろー。
って思ったけど真剣に観すぎ?それとも、マジョリティはこれを完全なフィクションととらえてるのかなぁ。いや、完全なフィクションなんだけれども笑 あるだろーなって。

って、バラエティ班と報道班の確執を描いていたけれど、ドラマ班は別枠なのかなぁ。どこの局でやったのか知らないけど、大丈夫なのか笑

最後なんかフワッとしたこと言ってたなー。どっちが善玉とか悪玉とかない、だから夢をみようだって。強姦して自殺に追い込んだ議員も善玉であると?なんかのっぴきならない事情があって?そりゃないだろーと思った。最後だけ残念。
あと鬱病は最近だいぶ落ち着いてきたが、まだパニック障害の広場不安や良き不安が強く残る身として、どんなに意思が強くても薬飲みながらあんなことはできないと思った。そういうもんじゃない。鬱はきっとならない人はならない。なっちゃった人はああは動けない。また病気が勘違いされる描写はやめてほしい。いや、私と違って完全に潰れる前に服薬すればそういう人もいるのかな。知らんけど。

って重い事をたくさん考えさせられたけど、末期がん患者の免疫細胞にすらなれていない気がするので、ここまで。

って、これたかがドラマじゃーん!笑って感じで行けばいいのかな。
Y

Y