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エルピス—希望、あるいは災い—のmiooonのレビュー・感想・評価

4.1
想像したより遥かに、本格的な社会派ドラマだった。
民放ドラマの限界に挑戦した作品。

報道の在り方、政治と司法の腐敗。現代社会への痛烈な批判。
昨今の政治と金のニュースも合間って、ついつい見入ってしまった。

全てをハッピーエンディングで終わらせなかったこと、少しやるせなさを残したとこがリアルだった。良い脚本!!

長澤まさみ、鈴木亮平、眞栄田郷敦、3人の演技も素晴らしかった。(影の立役者は、もちろん村井氏)
特に鈴木亮平演じる斎藤は、男の色気とズルさを合わせ持つ魅力的なキャラだった。
スピンオフで、彼の視点から見たエルピスの世界を描いて欲しいな、とも思った。
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