このレビューはネタバレを含みます
朝顔先生や茶子先生の事実に対する真摯さを目の当たりにすると襟を正さなければと思う。
空襲の話が入ってきたのははっとした。この世界は震災があった世界でもあるし、空襲があった世界でもある。すべてはひとつの長い時間軸のうえだ。朝顔シリーズは、そのような時間のなかでバトンを渡しながら生きているのだということを教えてくれる。
つぐみが帰ってきたときに朝顔が掃除機かけるふりをするシーンがとてもよかった。
つぐみちゃん、めちゃめちゃ大人になってて、その場にいたら桑原くんと同じくらい泣きそうです。
一方で、すっかり忘れてしまった平さんは見てられなかった。
続編やるんですかね。これ以上忘れていく平さんを見るのはつらい。でもこの作品は続けていくことに意味がある気もします。もしも続けていくのならこれからも見ると思います。
