ＧＣＨＱ：英国サイバー諜報局のkoh1のネタバレレビュー・内容・結末

イギリスのサイバー諜報機関を舞台にしたドラマ。この作品の面白いところは、プーチン率いるロシアがどんな形でサイバー攻撃を行うのか？がとてもリアリティのある設定、攻撃手法で描かれるところです。

ドラマ中でも登場するロシア人たちの「反射統制理論」における「行動の自由など幻想にすぎない」というのは面白い視点です。自分たちの強い統制を前提にした社会との対比から、民主主義は幻想であり、非常に脆弱な社会だと考えているのは、実際問題としてかなり正しいんですよね。ドラマで描かれるマイノリティを起点にした分断工作が現実に起きてしまうと、政府側は非常に苦しい。