スパイダーマル

オハイオの悪魔のスパイダーマルのネタバレレビュー・内容・結末

オハイオの悪魔(2022年製作のドラマ)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

エミリー・デシャネル見たさと、背中に五芒星の傷をつけられた少女...という設定で絶対面白いと思い鑑賞。
全8話で短めなんだけど、全然話が進まない。というかカラスだとかトウモロコシの皮人形だとか、怖そうで何か起こりそうな不穏な演出がそこかしこに散りばめられているにもかかわらず、大したこと何も起こってない?主人公のスザンヌのトラウマ設定はともかくとして、彼女の家族も一人ひとり何かを抱えているようで、これまた大したことない(父親の仕事のうまくいかなさは深刻だけど)
各人の持ついたって普通の悩みを、メイという何考えてるかわからない曰く付き少女を絡めてやたら不穏な描き方しているなとしか思えなかった。
ラスト数話で一気に話は進む...っていうか何か起こるんだよね!?起こってくれよ!でようやくカルトの全貌が明らかに...
このカルトがまたショボい。町ぐるみの犯罪集団でしかないし(しかも放火)、実の子供を生きたまま殺して生贄って設定もピンと来なかった。で、その生贄を残してほとんどの人間が火事を消しにノコノコ行ってしまうのも間抜けすぎた。

スザンヌの子供3人がかわいいのと、その子らのスクールドラマ人間模様が和むのと、スザンヌの家の内装が素敵でそこは良かったかな。