ブルースカイ

大奥のブルースカイのネタバレレビュー・内容・結末

大奥(2023年製作のドラマ)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

東野圭吾✕綾瀬はるかの『白夜行』以来大体追いかけてる森下佳子さんの脚本なので視聴。

初回はプロローグの『吉宗編』。よしながふみさんの原作は未読だが、原作でも吉宗編からスタートとか。まず登場の中島裕翔さん、HeySayJUMPといってもチンプンカンプンな私だが、裕翔さんは唯一、月9の古沢ドラマ『デート』で杏さんを追いかける硬派青年を演じて印象に残っています。貧乏旗本の水野祐之進は架空キャラのようだが、さすがジャニーズ、仲々の美青年ぶり。少女マンガ発の男女逆転劇なのだから、メインキャストが美しくないと始まらない。アラフィフ♂の私から視ても清々しい。

吉宗の登場シーンがまんま松平健の『暴れん坊将軍』の砂浜で馬を走らせるシーンなのは笑った。男装の主役はナヨっとしてしまうと興醒めなのだが、冨永愛さんの吉宗は美しくて凛々しく、間部詮房や片岡愛之助の藤浪への罵倒も力強くまさに適役。大奥の御鈴廊下のセットはさすがNHK、豪華絢爛で圧巻だった。初回でだいぶハードルを上げて2話の家光編も楽しみになってきた。
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