このレビューはネタバレを含みます
今のうちに書けるだけレビュー。
【医療篇】
2シーズンからは医療篇突入！田沼意次の指導のもと、大奥では赤面疱瘡を撲滅させるため、青沼や平賀源内、黒木などが大奥に集っていた……
と、ここまで書けば『JIN』みたいな医療ものかな？と思うのですが、ところがドッコイよしながふみの大奥はそうはいかない。
田沼を快く思わない政敵、松平定信が田沼に対して怒りを燃やす。でも定信ちゃんかわいいから好き。
定信はまだ前座であり、同じく暴れん坊将軍の孫・一橋治済。こいつがヤバい。
今まで色んな作品を見てきたが、治済はぶっちぎりのサイコパス。原作見てたとき怖すぎて泣いちゃった！
治済が源内さんをリンチさせ、田沼を失脚、協力していた定信も追放、自分の子・家斉を将軍に据え、権力の座を手にする。
治済だけ『ゲーム・オブ・スローンズ』から来たんじゃねえかってぐらいのサイコパス。
作中でも「妖怪」「物の怪」とよばれるぐらいのサイコっぷりであり、権力の座を手に入れるのは「私が政治を良くしたい！」「私が人を救いたい！」という信念を何も持たず、将軍の母になってすることは「息子に子どもを産ませまくり、それを毒で間引くことを楽しみにする」というサイコっぷり。
なので治済がやられたときは本当に驚いた。原作の演出が見事だったが、ドラマでは仲間由紀恵嬢が
お志賀と広大院(御台所)、ファインプレー！
田沼意次は地元の偉人なので、魅力的に描いてくださったのは嬉しい。牧之原市は全力で大奥推しなはれ。
源内さん、男っぽいけど性別逆転してるから女なのよな。史実の逆だからレズビアンになっている。だからこそ、田沼殿に口吸いして貰うシーンは甘酸っぱい……
【幕末編】
治済が死に、一件落着……と思ったら家慶というきっもちわるい将軍誕生。娘と近親相〇しているトンデモ野郎で、家定がひたすら可哀想だった……
家斉と御台所の最期が大好きだったので、これカットされたのはショック。
阿部正弘だいすき。『風雲児たち』の阿部正弘とは違う阿部伊勢守が見れて面白い。
幕末編になると突然の訃報が多くなるから涙が止まらなかった……
ドラマ版だと原作をだいぶ端折っているが、キャストの演技力で感動してしまう。
【書きかけのレビュー】
