このレビューはネタバレを含みます
素晴らしいドラマでした
自分ではなく周りのために生きた人々の物語
自分さえよければ、周りがどうなっても構わない人を登場させ
退屈
と宣わせることで、主題がなおのこと鮮やかに浮かび上がります
もう、全てに感銘を受けましたが、最後の
何言うてはるの
私はいつだって私です
って台詞が
みんなちがってみんないい
多様性
自分らしく
って言葉すら軽々と飛び越えて
私の心は何にも縛られない
って、冬の澄んだ空みたいだと思いました
生きてるだけじゃダメなんだよ!
ありがとうって言われたい
源内、意次、黒木、青沼のアンサンブルも素晴らしかった
そなたのために将軍になった
救ってもらい強くなった家定と志半ばで倒れた正弘の悲しみとそれを静かに見つめる瀧山に胸が苦しくなり
人生で最も尊いのは
自分ではなく人のために費やすこと
なのかもしれないと思いました
原作も必ず読もうと思います