silentのwtnbmghのレビュー・感想・評価

主人公たち二人というよりは主人公二人を取り巻く人たちに魅了された。かつて好きだった人、好きになってくれた人から貰ったものを次好きになった人に手渡していくお話。それが好きな音楽であって言葉であって手話であって花であって…。
それが嫌味っぽくならないのは「プレゼント使いまわされた」が「お裾分け」に変わったことをきちんと描写したから。ちゃんと丁寧に伝えることの大切さ。