このレビューはネタバレを含みます
ハッピーエンドすぎず余白を残す終わり方が良い。
最後ハルがカレンに会って二人とも無事な未来は見たくないし、それで終われば昔から続いてきた忍びの世界観は簡単にも崩れ去る。
北条氏の時代から続いてきたのには情報管理
今の時代にも残る理由があるので
簡単に掟が破られ、それがなあなあになれば
世界観は丸潰れになるので安心。
MNB?のトップは誰になったのだろう?
女性の声だから、ムカイ?カレン?
低い刺すような声はフウマの女性の忍び?
ガクの隣にいた女性だろうか?
フウマに操られるハットリ、国家
フウマが理想とする世界に誇る強さの日本に着々と進んでいくのだろうか?
確か、、テレビ初耳学に出た山田孝之さんが
こらからの俳優は演じるだけでなく
自分主体で動いていく働き方をつくりたい。
それを周りに伝播させる。
と。
今回のエグゼクティブプロデューサー兼俳優のカクケントさんも山田孝之さんが出演している今作なので その流れを汲んでいるのだろう。
演者とプロデューサー
現場とデスク
国民と国会
今までの日本の働き方構造
プレイヤーとマネージメントの仕組みが壊れつつ、これから寧ろ今の働き方が役者界隈にも浸透していることが面白い。
これからの時代をつくっていくのは
どの界隈でも台頭してきている
プレイヤーとして活躍できる自分、周りを巻き込んでいけるプレイプロデューサーなのかもしれない。
作品も面白かったが、背景を考えることもまた面白い作品だった。
#備忘録
マキタ アジュさんの演技が長い時間見れたのも面白かった。