ボブおじさん

忍びの家 House of Ninjasのボブおじさんのレビュー・感想・評価

忍びの家 House of Ninjas(2024年製作のドラマ)
3.8
〝Ninja〟は、もはや世界共通語で、海外での服部半蔵の知名度は、おそらく信長・秀吉・家康よりも高いだろう😅

俳優の賀来賢人が原案と主演、そして共同エグゼクティブ・プロデューサーを務めるNetflix シリーズ「忍びの家 House of Ninjas」は、日本のみならず、海外へも目配せをした〝現代版忍者ドラマ〟だ。もっとも彼らは自分達のことを〝忍び〟と呼ぶが。

このドラマの為に、身体作りを含め相当な準備をしたであろう賀来賢人の意気込みが伝わってくる。末っ子が秘密の部屋の鍵をYouTubeを見ながら開けるシーンなど、いかにも現代的なギャップも混じえて笑える要素も適度にあり、概ね良くできていたと思う。

ただ外国人にも分かりやすい脚本・演出にしていたり、キャスティングも本物のアクションスターでは無いだけに、格闘場面など多少の物足りなさは禁じえない。

それでもパルクールを使ったアクションなど忍び🥷のコスチュームで顔が隠れることを最大限利用した演出は、不自然さもなく最後まで楽しめた。

最初は木村多江のキャスティングはどうなのかと思っていたが、途中でメチャクチャ若く変身する〝くノ一〟振に、アレ?これって忍法?と思ってしまった😅今野〝そこに愛はあるんか?〟

日本での評価よりむしろ、この作品が海外でどの程度受け入れられるかの方が気になる。〝Ninja〟という世界に通用するコンテンツだけに評判になって続編が作られればいいのだが😊


〈余談ですが〉
この作品、ピエール瀧が刑事役で登場して、途中までいい感じで絡んでいたが、最後にとんでもない目に遭わされる!

あれ⁈彼ってミソギはもう終わってましたよね😅