「誰よりも幸せになること」が復讐ということに、あんな小さい子が気づけるようになるって素敵すぎる。
(普通は大人でも復讐に至っては、相手を陥れ、不幸せにすることで、晴らすことが多いのに…。)
色んなタイプの母親の普段考えていること、悩んでいること、葛藤などがたくさん見れて勉強になった。
母親って偉大。
自分が育てられていたときも、ふとした表情や反応や仕草や成長から、色んな風に悩んで、言葉をかけたり育ててくれてたんだなーと考えれば考えるほど、最後は泣けてきた。
両親が普段どんなこと考えててとかってわからないことの方が多くて、知ろうともしてなかった。
でもこういうドラマ観ると、そういうのも知りたくなる。(知ってどうするとかではないけど。笑)
あと、西原家の感じも本当好きだったなー。
夢ってその時々で変わるよね。
母が子供のために、夢「だった」ワールドツアーを断ったのは印象的で、子供を産んで育てていくことで、もう自分の夢は子供の幸せな顔を見たり、色んなことを教えて、幸せになってもらうことに変わってたんだろうなーと思った。
少しでも子供と一緒にいたくなるあの気持ちは親にならないとわからないんだろうなー。
終わり方も前の投稿のときのような形で終わってくれて、わりと理想的だった。
結衣さんの最後のセリフはやばかったなー。
これまでは門倉さんに対しての妬みや苛立ちから来る自分のエゴからの発言が多かったけど、最後の最後で、子供の幸せを考えた上での発言で、ちゃんと門倉さんにも寄り添っていた。
全体的に誰もが誰かのために発言や行動をしていくようになっていくから、ほっこりするし、心が温かくなってきた。
最後なんてみんながまさにそんな感じだった。
それにしても沢尻エリカの母親役はたまらなくよかった。
小池栄子の泣きの演技、程よく抜けてる感じ、藤木直人の少しだらしないけど誠実で誰よりも優しく安心感のある感じ、みんなよかった。
