1話のみ試写
思い出したくなかった
故郷が津波や原発によって壊れていく姿を
12年経過した今"その日"を過去のことと必死で思ってきた
このドラマは、私の心をざわつかせた
天災なのか？人災なのか？
答えが欲しいのかもしれない
そして、向き合う勇気も
俳優さん達や監督、プロデューサーさんが
なぜこのドラマを作ろうとしているのか
"事実に基づく"
その言葉が、私の気持ちを動かした
数年前、映画化もされたが
私の中では現実からかなりかけ離れたラストで
終わっていないことを
終わったこととして映像化された気がした
それからは、震災
特に原発に関わる作品は避けて
普段の生活からも
なかったことにしていた
地震も津波も防災も
現実には、もう大丈夫
そんなふうに
観始めて、すぐに震えが止まらなくて
自分でも驚いた
悲しく感じる間もなく涙が出た
妹家族が沖縄に避難したことや
大阪に逃げてこいと言ってくれた友人を思い出した
私の中では、まだ終わっていなかったんだ
ドラマを観ればいい、という訳ではなくて
自分と向き合って、未来に繋がることとして、原発問題も考えていくことなんだ
そう、思った
役所広司さんや増本淳プロデューサーの言葉を噛み締めた
8話観れるか、自信はないけど
今の私のやれることだと思う
6月1日からNetflixで配信です
@FansVoiceJP
