まだ終わりの見えない「福島第一原子力発電所事故」の収束。あの日何が起こっていたのか。あの緊張と恐怖の中、所長をはじめとする所員たちの責任感によって福島と日本は救われたのではないかと思う。
現場での詳細な描写はあの時を思い出させる。この事故は後世に伝えることが必要である。
演じている俳優の方々の迫真の演技は、感銘を受ける。役所広司は吉田所長の細かい心の内を表現していて涙を誘う。
個人的にはでんでんの福島第一原子力発電所に駆けつけるシーンが涙なしでは観ることができない。
今考えても、あの時の恐怖を忘れることはできない。
