見てよかったと思ったドラマ。本当は津波対策がなされていなければならなかったのに、それがなされていなかったことが原因でうんぬんとか…本当はあの海水注入は全く効果がなかったことが最近分かったとかいう記事も出て来た。
調べたら色々出て来た。決死隊の人たちについて気の滅入るような報告もあれば、そうでもないと書いている人もいて、真相は私なんかには分からない。
私には知る術もないから、そこは何とも言えない。それに変に知ったかして批評もするべきではないと思う。
でも、そこで踏みとどまり恐怖の中戦い続けてくれたからこそ…今の平穏な私たちがいるんだということは紛れもない事実であり見ている間胸がぎゅーと痛くなった。
ドラマで見てもこんなに緊迫感があり、恐怖なのにどんだけ現場の人達は辛かったことだろうか。周りで不平不満を言うことは容易いが、その周りで批判している人達のうちのどれだけの人が、自分の命をかけて戦えるんだろう?と思った。本当に今まで知らなかったことを日本人として恥じたし、感謝してもしきれない。
見終わった今も気が重たい。今後また地震が来たらその広島の70倍ものシーベルトが含まれたデブリはどうなるのか?他の原発は大丈夫なのか?とか色々心配になってしまう。けど、きっとこの暗澹たる気持ちから目を背けてはいけないんだと思う。
あと、人間は愚かな生物だなとも思った。快楽や居心地の良さを追求し…限りある自然を破壊し、他の生物達にも迷惑をかけて…このままでいいんだろうか?
あの津波できっと沢山の瓦礫やゴミが海にも流れて沢山の環境破壊も起こった事だろう。とにかくこのドラマはみんなにも見てもらいたい。