このタイミングで観る自分もどうかとも思いますけど本当に本当に恐ろしい内容だった。
なにが恐ろしいって原発もそうだけど、そこに居合わせた人の体験した恐ろしさ…
まだ収束してないっていう事実。
改めて放射能や被爆という目に見えない脅威とか地震の怖さとか、電気が使えなくなる事を想像したら発狂してしまう。
あの時のテレビ映像は見ていたけど、
中の人がこんな戦いを繰り広げていたなんて…
事件は会議室で起きてるんじゃない！現場で起きてるんだ！とブチ切れ案件ですよまったく。
しかし彼ら(女性はほぼ登場なし)の犠牲によって未曾有の大惨事がなんとか収束し、
関東まで避難指示が来なかったことに感謝します。
ただ結果論であって己で制御できたわけでもなく、やはり手に負えないものを置いておくべきではないんだよなと。
ほんの十数年前の話なのに戦争の映画を観ていたような疲れがどっときた。
吉田さんはガンで亡くなっていたけど当時働いていた人たちはどうだったのだろうか気になるところ。
幸せに暮らしている事を祈るばかり。
