このレビューはネタバレを含みます
まずはじめに多少の脚色はあるだろうが、当時の状況を思い出させる表現があるため、震災関連報道で気分が悪くなる人は見ない方がいい。
ドラマは所謂、吉田調書を元に作成されているらしい。演出や役者の演技が素晴らしく緊張感が伝わってきた。
官僚の縦割りや、当時の総理のスタンドプレー、なんとか原子炉は爆発しなかったが、建屋は吹き飛んだなどきちんと描かれている。
また地上波のドラマにありがちな、とりあえずの若手俳優の登場や無駄な恋愛要素の投入等々のお約束「げんなり要素」はない。
内容がないようなだけに、何度も見返す事はないと思う。ただ、ネットフリックスドラマでよかったものには上がってくると思う。
(何度も見るとこれが、事実だったと思いそうでそれはそれで違うかなとも思う)