シリアルキラーにはもう慣れっこです。
とはいえ、ダーマーはヤバめ…
シリアルキラーというと、
どこか殺人を誇示したいというか、どこかで誰かに見つけて欲しいように何かサインを残すようなイメージがあるけど、ダーマーは何か違う…。
本当のところは分からないのだけど、
なんだろう、殺人までの道程というか、被害者となる人と出会った瞬間には好意があるように思えるわけで…
いや、肯定している訳では決してなく。
特に初めての殺人はそうだったし、クラブでも何か彼らに惹かれているように見えた。
それが本当に元々「彼らを殺したい」という意味で惹かれていたとしたら、もう私の手には負えない。
いや、そうでなくても手に負えない。
むしろ後者の方が手に負えない。
殺したい程好き。決してそんなふうにも見えないところがまた嫌なのだよね、やっぱり前者なのか…はぁ…。
しかしまぁ、警察は腐りきってるし、
なんであれで堂々と仕事できるんだろうか、
何で処分されるどころか表情されるんだろうか…
こういうところが脈々と続き、BLMに至るまでになったのだな、アメリカの闇。
殺人者をヒーローに仕立て漫画化される、アメリカの闇、
殺人鬼の息子の本を書く闇。
まぁ死刑囚が出版するのは日本でもあることだが…
ドラマとしては淡々としてて抑揚なく、抑揚の無いダーマーの不気味さを際立たせる普通の演出であった。
