ポーランドを襲った戦後最大規模の被害となったヴロツアフの大洪水を描いたリミテッドシリーズ。全6話。
これを見ると、日本で起こった津波がどれほどまでに恐ろしい災害か、というのがよく分かる。。。
ヴロツアフの大洪水は、じんわりジワジワと地下から迫ってくる。その脅威を察知できているのに、時間は十分にあるのに、いやだからこそ自然に抗おうとする人々。こういう時は、なりふり構わず家族の手だけ握って逃げないとダメだね。
主人公の水博士みたいな人は、ちょっと無理。
とにかくイノシシのように真っ直ぐに突き進む系で、ぶつかる障害物は全てなぎ倒さないと気が済まない感じ。そして案の定、人間関係は破綻しまくっている。
最後に売上の全てが復興支援に充てられたというポーランドの歌が流れるが、渋くてカッコよかった。折角なので、そこも和訳して欲しかったなぁ〜。
