原作ファンです。
ドラマとしては面白かったけど…？
アレンジされてみて気付いたのは、自分は原作のキャラクターたちが好きだったということ。汪淼、羅輯、程心、そして大史。作中の名場面は全て彼らの心理描写が丁寧になされていたからこそ成立してたんじゃなかろうか。あの名場面の数々を、あのカタルシスをもう一度と考えていたのは良くない考え方なんでしょうか。
しかしそれにしても言いたいことがある。
テンポを良くしすぎてこれでは初見の人はついていけないのでは？葉文潔の決断のシーンがあんなサラッと…
またキャストや舞台にアメリカンアレンジがなされたことであの三体の独特の雰囲気が消えてしまい、そこらのハリウッドSFと同じ枠組みに組みこまれ、その結果クライマックスの無い地味な作品として見えてしまった。ドンパチやるような作品では無いからこそ心理描写を丁寧にやる必要があったのに、これではどうなんだ？
では、シーズン2楽しみに待ってます。
