面白かった。中国版ドラマは長すぎて挫折したけれど、こちらはさくさく進む。
原作と比べても断然こちらの方が好き。
ネトフリ＞原作＞中国版ドラマ という感じ。
日本語版しか読んでいないので、このドラマの元になっているケン・リュウ翻訳の英語版とは違うのかもしれない。なのであくまで日本語訳の本と比べてだけれど。
原作は3パート(前日譚を入れたら4パート)ある。
このドラマはその内容を消化して、登場人物を作り変え、時系列を整えた作品だと思う。
原作への敬意も見える。
いきなり文化大革命のシーンから始まるところは原作そのまま。墓石を蟻🐜が這うシーンをあえて外さなかったのは蟻好きで知られる著者への敬意のように思う。
シーズン1から早くもラストに向けての伏線が張られていて、原作にはないミステリー要素も加わっている。
次のシーズンが待ち遠しい。
