作品のテーマうんぬん以前に、あまりにも展開が遅くて五話目で挫折しちゃったけど、やっと、何とか完走。
正直、観るのキツかった。
もう少しシリーズ構成が上手かったらなあ、と思う。次が気になるような構成ではなかったです。
ヘイト関連の話。似たようなのを何度も観させられてケリが着くのは七話目。話数がある割にストーリー自体は複雑になってないので飽きて来るんですよね。
一話40分以上あるのも難点だ。
アクションシーンでスローモーションを入れるのも緩慢さを助長しているようで、何だかなあ。
メインストーリーで言えばキングストーンを取り出せるようにしてしまったの、ホント意味不明過ぎる。
じゃあ、何であんな手術までして埋め込んだのよ!
最終回のオープニングの違和感。
これ、多分、樋口真嗣がやりたがった気がしてならないんだけど、監督のやりたいことと統一感が無さすぎ。シネマスコープだからなおさら違和感でした。
メッセージや社会性こそ描いてるけど、それぞれの内面、葛藤が生み出すドラマまでは描き込めなかったという印象です。
■まとめ■
白石・高橋コンビは「サニー/32」の前科があることを忘れてはならない。