このレビューはネタバレを含みます
怪人の存在を差別問題に発展させた
仮面ライダー、見応えありました。
この日曜日を捧げて一気見した甲斐あったわ…
最終話には
ジョージフロイドさん死亡事件への
オマージュと思われるシーンもあり
戦え、賢くあれ…というラスト。
女性リーダーの誕生、
自分で考える、行動しようとする
若者（子ども）への継承、という流れも
当たり前のように描いていて素晴らしかった。
誰にでも降りかかる理不尽な扱いの描写が
容赦ない。
雀ちゃん俊介死ぬと思わんかったよ…
配信でしか描けなかったと思う。
ビルゲニアの仁王立ち、泣いた。
三浦貴大めっちゃいいやん…
最後の警官はデモとかある度に
顔出てた人よね？
お国にはお国の事情が…という象徴か、
あの大立ち回りにも情緒あった。
光太郎と信彦の関係も胸熱というやつで
変身シーンの最新バージョン
カッコよかったです。
味変で
中村倫也の「変身させないよ？」もよき、
あと最終話のオープニングは最高。
音楽も良くて白石和彌監督作品！
という感じでした。
もともと仮面ライダーが
シリアスなのかもしれないんだけど
お茶目さとか笑えるところがもっとあれば
テーマがより引き立ったのかなー
とは思う。
あ、お父さんのカニの手抱きしめて歩く
葵はかわいかった…
