きょう

仮面ライダーBLACK SUNのきょうのネタバレレビュー・内容・結末

仮面ライダーBLACK SUN(2022年製作のドラマ)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

政治色の強い作風とか、ラストの葵による正義の暴走とかはまぁそういう作品なんだという事で納得はできるし、俳優陣の演技も素晴らしかった。
原作オマージュの飛蝗怪人や10話OP、10話あらすじも個人的にはかなり楽しんだ。

ただ、世界観設定や演出で腑に落ちない事が多すぎてモヤモヤが大きく残る作品だった。

・結局キングストーンは創世王に関わっていなかったが、どこから出てきて、何故その役割が分かっているのか。そもそも怪人の元になる石は最初どこから出てきたのか。
・光太郎と信彦は何故二段階変身できるのか。キングストーンの力なのであれば、50年前にぬるっと取り出しているはずだが…そもそも取り出すな。あと二段階目になる時に初めてバックルが閉じた形態にならないとカタルシスが半減する。
・クジラ怪人の生命のエキスに関する説明の無さ。
・葵が何故BLACKの蛇と林檎のマークを描いたのか。五流護六の∞が掠れたのか、∞にピリオドを打つ的な意味合いなのか等こじつけはできるが、説明がないので雑な原作オマージュにしか映らなかった。
・葵に何故ベルトが出現したのか。50年前にバックルの設計書のような物が見えていたので光太郎達がバックル持ちなのは理解できるが…。
・意志が強ければ創世王になっても自我が保てる、という前振りを真逆に振り切る光太郎の創世王(自我無し)エンドの酷さ。
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