1987年放送「仮面ライダーBLACK」のリブート作品。仮面ライダーと言えばBLACK！RX！のドンピシャ世代です。
創世王やキングストーンなど、オリジナルの世界観を守りつつ、現代の価値観や新たな解釈を取り入れた作品と言っていいですね。
怪人は初代ライダー同様改造人間ですが、人間と怪人の間に生まれた子も怪人になる。またライダーの怪人は警察や軍隊の装備では倒せないイメージでしたが、本作の怪人は人間同様撃たれたら血を流します。
ブラックサンもシャドームーンも、当初はバッタ怪人の形態ですが、途中本来の力を開放したのかライダーの姿に変身。造形的には「仮面ライダーBLACK RX」に登場したデスガロンに似ているのかな？変身も倉田てつをのあのポーズ！しかも秋月信彦も鏡写しのように同じ変身ポーズを取ってくれます。
西島秀俊も渋くてカッコイイです。中村倫也も、2号の佐々木さんを彷彿とさせる感じ。
内容は割とグロめです。最初のクモ怪人の時点で引っこ抜きです。あとは普通に首やら腕やら胴体やら飛びますし、怪人差別団体のリーダーの頭なんてグシャ！です。グロ耐性0の自分には😭
倉田てつをが客演でも出てこないし、オリジナルのOPも流れないまま最終話…と思ったら！ついに流れた！しかもカバーでなく、倉田てつをの歌うオリジナル！更に映像も当時を彷彿とさせるバイクで疾走するシーン！ファンにはたまらないですね。
エンディングの展開は個人的にはちょっと…ですね。児童労働に、暴力革命を匂わす終わり方。南光太郎が望んでいることとは思えない。
