骨太ぉ…。
日本だとwowowとかでしか作れないようなテンションの作品。
レスリー・マンヴィルさんが好きで観始めたけど、主役のデヴィッド・モリッシーの渋さにやられて1日で観終わりました。
史実を元にしたノンフィクションに近いフィクションで、少なくない登場人物が40年前と現在とでそれぞれ多様な人生を送ってきていて
『過去のしがらみ』と言ってしまうには重すぎる出来事と土地に囚われてしまっている重い空気感が絶妙。
誰も悪くない、とは言えないのだろうか？
それぞれに、それぞれの正義と生活があった。
政府のせいや、時代のせいにして
諦めて塞ぎ込む人と
次世代に引き継ぐまいと辛い気持ちに蓋をした人と
私はどちらも責めることができない。
