このレビューはネタバレを含みます
韓国ドラマの王道、嫁姑バトルを朝鮮王朝に時代を置き換えて現代的なテーマを投入したフュージョン時代劇。考えただけで恐ろしい王妃キム・ヘス姐さんと大妃で姑のキム・ヘスク姐さんの対立w 間に立たされるのは(精力絶倫な設定の？w)夫であり息子であり親でもある悩み多き王様はおなじみチェウォニョン。悪意の無い優柔不断なパートナー役やらせたらピカイチ。王子達は前半見分けがつかなかったけど、後半はちゃんと愛着がわいてきてヘス姐と一緒にそれぞれの成長に涙する。
このドラマ、ヘス姐をとにかく走らせる。眉と裾を持ち上げて王宮じゅうを走り抜ける。どの若い王子たちよりもかなりの量を走る。そのフットワークのよさは王様より頼りになるのはﾅｲｼｮ。子供たちのことを信じて待って行動を促す懐の広い母親像にわが身を反省。
フュージョン時代劇は、時代劇の縛りから解き放たれて登場人物が魅力的に見えることもあれば、縛りがあるからこそ時代劇が活きてくることもある。あまりにも都合よく当時の背景を軽んじられても、それなら時代劇じゃなくていいんじゃない？ってなることもある。 私にはそのボーダースレスレだったw
正室に5人も仲の良い王子たちがいたらもうそれで話が終わってしまうのをよく盛り上げた(爆)
