原作未読。
ヒロインがとても素晴らしい。剣術に打ち込む姿が美しく、殺陣も見事でその強さに説得力があった。
ただ、時おりカット割が変というか…なんでここでアップなんだろう、なんで今寄るんだろう…と、カメラに気を取られて役者さんたちの演技に入り込めなかった。
お話としては、もう少し長く前後半に分けてゆったり見せてもよい内容だったかな。
ほんとうの強さとは何か
強くなればなるほど、わからなくなっていくものなのかもしれない。
なんのために強くなったのか、強くなれば婿など要らないのか、ってそういう訳にはいかない時代。物語は、その何のためにを思い出させてくれて彼女の目を覚まさせるような出会いを用意して万事上手く事を収めてくれる。
ガールミーツボーイの物語と言ってしまっているからにはそんな結末で間違いではない。
でもなんだろう、何か新しさを期待した割に受け取り損ったように思うのは。
何か見落としているのかもしれない、原作を読んでみようかな。