何これ！キュンしかなかった…時代劇の殻を被った少女漫画！！
好き。
石橋静河さんに惹かれて録画鑑賞。殺陣がめっちゃ映える！！
何だろう…私あまり時代劇とか時代物の漫画とか読まないので、的が外れていたら申し訳ないのですが、巴がゆく！って漫画ありますよね？読んだ事ないんですけど、それが浮かんだ。まさに巴御前、って感じ。強くてカッコいい！だけど可愛い。
NHKらしく(？原作もそうなのかな)ジェンダー感がちょっとあります。
ちょうど石橋静河さんは今「探偵ロマンス」に出られており、私はそちらを先に観たので、本作もまさに！イメージが重なる役です。(あちらは腕は強くはないですが、心が強い)
脇がめちゃめちゃ好みすぎた！！
まず國村隼さん。この方はほんといい…
ある意味、どの役をやっても國村さんって感じもするんですが、何でも似合う。というか、本作は良い殿様、とても似合う役だった。
顔がいい。(表情)
直近で映画「哭声/コクソン」を観たのもあり。振り幅！
そして原田泰造さん！！
すみません。単純に好きです。もう昔から、はっぱ隊の頃から大好きです！！
じじいネタがツボ…(笑)
ヒロインのお相手役が永山絢斗さん。
実は彼がヒロインに一目惚れする、という感じなんですが、まずそれがよくないですか！？
男子が女子に一目惚れ、キュンしかない。
しかもちょっとヘタレ(笑。素敵な男子はこういう弱い部分が無いとダメ！それもまた少女漫画っぽいと思った^^)
だけど剣の腕は見事です！
別番組の宣伝関連で行くと「大奥」の石橋蓮司さんが出られてました。
(お父様の石橋凌さんではない。笑)
石橋静河さん演じる真琴の剣のお師匠さん、重要な役です。
万右衛門(原田泰造さん)と一緒に住んでる女の子、見た事あるけど誰だっけ…！？と思ったら、ワンワンパッコロ(おかあさんといっしょみたいな番組です)の畑芽育ちゃんか！！
大きくなられて…(完全におばさん目線、笑)
昨日のムラジュンさんに続き、ツダカンさん(津田寛治さん)も悪役演じたらピカイチすぎる…スカッとジャパンなのでこの方のほうが一般的にイメージありますかね！？
冒頭に池波正太郎生誕100年と出たのですが、この方(原作の池波正太郎さん)ってこういう作風なの！？(もしかして、時代劇ってみんなそんな感じなの！？)ちょっと他も観たくなってしまった。
今、イオンシネマで「おはよう時代劇」と銘打って朝の回に時代劇を上映しているのですが(もう終わったのかな？)、これ(生誕100年)だったのか…！と納得。同じ原作者さんの映画「仕掛人・藤枝梅安」が控えているので(こちらはちょうど現在上映中かな？)本作はその宣伝も兼ねてると思うのですが、絶妙だったと思います。
映像が時々「ズームしますよ！！」っていうすっごくわかりやすい演出があります。2段階でズームしてる！？みたいな。ちょっと笑っちゃう。
(でもこれは多分意図的にやってると思う…生誕100年もあり、昔の演出に敬意を表して。同じ原作者さんの昔のドラマとかを観ると理由がわかるのではないかな…？と思った)
そんなところもいかにも松竹！時代劇！！って感じですが、王道少女漫画が好きな女性の方にもおすすめ。
ちなみに、恋しちゃったみたいな素敵なシーンで「キラキラキラ…」っていう効果音が入ります(笑)
ここまで来ると、微笑ましいです。
