コザカナカルシウム

作りたい女と食べたい女 シーズン2のコザカナカルシウムのレビュー・感想・評価

3.0
春日さんが好きと意識したものの、どうしてよいか分からなかった野本さんが、友達に相談したり一緒に食事したりして少しずつ距離を縮めて、春日さんと同棲するまで関係を深める話だった。

ともさかりえさんは、どんなドラマでも「ともさかりえ」!
何事にもフラットで、サバサバしているけど温かい。それでいてキャピキャピしている。ドラマ「アフリカの夜」のともさかさんが好きなので、何年経っても溌剌としたともさかさんが見られるのが嬉しい。

NHKドラマの『お別れホスピタル』の「家族って沼」ってパワーワードが私に刺さったままなんだけれど、このドラマでも春日さんと父親の関係はそれで…自分の母親の介護を妻に任せきりで、娘にも「女だから介護をしろ」と脅迫して、断ると「これまで使った教育費を払え」だなんて沼すぎるぅ。自分を傷つける家族を切った春日さんの選択は正しかったし、その勇気は野本さんとの関わりがあったおかげだろう。

これを観てあったかい気持ちで眠る…「夜ドラ」枠にぴったりのドラマだったな~。