百人力執事 ~願い、かなえます~の16の情報・感想・評価

エピソード16
願い、かなえます
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Garararara

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「もうしょうがない、家に戻るしかなさそうね。私はお父さんがイないとダメ」「本気か?」「うん」「わあ、 それは嬉しいな」「でも…ひとつお願いがあるの。警備員をやめて。目がかすむし、皮を縫うからテニス肘だって」「それはこの歳なら誰でも…」「お父さん、私十分に貯金があるの。私のことより自分の面倒を見て」感慨深げに「もうすっかり大人だな。言わなくてごめんね。気を遣わせちゃったな」「ちょっと、朝早くから何?ドラマチックね」 →退職願を申し出て代わりが見つかるまで 前回の妊婦、クレーン、植木鉢 す 父からの着信 「ペク・ダルシクさんの娘さん?」 「ソウルの共同住宅で荷上げ用のはしご台から大型植木鉢が落下。50代の警備員男性が下にいた妊婦をかばい死亡しました」 祭壇を見つめるドンジュ “ソンジュン株式会社取締役会”の花輪 「なぜお父さんがこんな目に…」 とはございます 「妊婦は病院に搬送され三つ子を出産しました。幸運にも母子ともに健康だということです」。目撃者を忠臣にこの正義の警備員の話が広まり、全国から弔問客が後を絶ちません “おじさんのような正義の味方になりたい” “心から尊敬します” “警備員の鏡 ペク・ダルシク” 主任「ドンジュ、お父さんを送るのがつらかったら…」「やります。どうしても」 安置室 1 「ドンジュ」「お父さん。痛かったでしょう?」「心配するな。全然痛くなかった」ドンジュの涙を拭き「しかしドンジュ…、こんな大変な事をよく耐えてたな。大変だったろ?つらかっただろう?どんなに…どんなに不安だっただろう」「でもお父さんに会えた。こうやって…お父さんに会えた」「一度だけでも…たとえたったの…1分でもお前にもう一度会いたいと、一生懸命祈ったんだ。どうかもう一度だけお前の眉毛や初家の一本でも触らせて欲しいと。逝く前に…。だって父さん、さよならを言えないと思ったから祈り続けた…。しばらく忘れてたよ、自分の娘が奇跡だってこと」 赤ちゃんの頃 学校通信 ボンリョン小学校 「優勝!」「流石ペク・ドンジュ!何食べたい?」「コムタン」「そんなの?」「ジェユクポックム(豚甘辛炒め)!」「よし、風呂入っとけ。父さんすぐ作るから、待ってて」 「私の大切な娘。若くて元気いっぱいの娘。見るのさえもつまたいないような娘」「お父さん逝かないで、お願い。お願い、逝かないで。お父さん!」「ごめんよ」 部屋の外でテヒが「イム主任、もう少し時間を…」「はぁ…もう3時間になるが…」…ずっとやってたの?感動シーンまでコメディに?!「それに霊安室にご遺体を移す時間だ」「お願いします」 「どんなに、こったおいで」鏡台の前で髪を梳かし「わあ、私の娘はなんてきれいなんだ」 「ドンジュ。ペク・ドンジュの父さんは今日、25年間で一番きれいに娘の髪が結べた」鏡を見て嬉しそうに「そうね」「誰に似てそんな美人に?我が娘はなぜこんなに美しい?ずっとこのままにしておきたいよ。お前は本当にきれいだ。きれいすぎて怖い」 「そろそろ逝くよ」「いやよ、お父さん。お願い、逝かないで」…また繰り返すの?って感動が無くなった「父さんも居たいさ」「だったら逝かないで」「逝きたくないさ、每日娘と楽しい会話をしたいし、テレビを見て一緒に笑い転げたい。お前の給料日にはフライドチキンを注文して、指が黄色くなるまでみかんを食べ、長く一緒にいたい。お前の花嫁姿が見たいし、子を産み育てるのも見たい。だんだんお婆さんになるのだって見たかった」「だったら、ねえ、逝かないでお父さん」「お前がな、ペク・ダルシクの娘であるように、父さんが逝くのも自然な生命のサイクルの一部だ。逆らえない事なんだ」「そんなの信じない!一回だけ、一回だけでいいから…」「誰でも自分より先に良心を送り出さないと。父さんも叔父さんも経験した事だ。人によってその時期が違うだけだ。季節が変わり、昼が夜になるように自然の成り行きだ。でもただ…お前には…少し早く来たな。ふびんな子だ。だからと言って、苦しい心で生きてはダメだ。父さんが逝ったあと、ずっとクヨクヨするな」「いやよ…、私も連れてって。後を追いかける」「母さんが許さないさ。母さんは父さんの伴侶だろ?こんなに立派に育ったんぞって母さんに自慢するんだ。守ってくれてたかも聞く。ドンジュ、お前の横にいる素晴らしい人の所へ行け。しっかりと幸せに生きるんだ。父さんの願いはそれだけだ。本当にそれだけだ。私たち…また会おうな、次の人生でまた会おうな。また私の娘として会えるよな。次はこんな苦労はかけない」ずっと部屋の外で立って待ってるテヒ 歩み出す父、追いかけようとするドンジュ「戻れ!来てはダメだ。そこにいろ」号泣するドンジュ「父さん…」戻りたい気持ちを断ち切り振り返り「愛してるよドンジュ、世界中で一番な」「私も、父さんを愛してる。さようなら」手を振り合い、見つめあい 1→0 ミカエル神父の回顧 「私の面倒など見ずにデートでもすべきだった。恋人のひとりでも作ってさ」「そう言えば…ドンジュのお父さんはなぜ再婚しなかったんです?」「娘の結婚に不利になると思ったんです」 妊婦の母親がこっそり手伝い ミカエル「ありがとうございます」「ありがとうございます。申し訳ありません」 ヴィンセント「なんて高貴な死なんだ」 ソラとジョンファとドンジュ 父のいない実家 思い出 たくさんのキムチ テヒに抱きしめられるドンジュ 「サプラ~イズ」「君らが二人きりだと義兄(にい)さんが妬くかもと思って。仲間も連れてきた」苦笑いのテヒとドンジュ「さあ上がろう」一緒に入ろうとして引っかかるヴィンセントとミカエル神父、それを冷ややかに見つめるテヒとドンジュ「俺は客ですから」また引っ掛かり真顔のミカエル「私が先と言ったでしょ」「どうぞ」 テヒをビール買いに連れ出し 「ありがとうね」「全然です」「よかったよ。義兄(にい)さんは逝く前に君に会えて」ハグし「私らのドンジュをよろしく頼む」 雑魚寝のヴィンセントとミカエル、向き合ってることに気づきびっくりして起きるミカエル 父の宝箱 ミカエルが通帳を手にし「これ何だと思う?」「何です?」 (「でも義兄(にい)さん、そんな大金どうするんです?」「ドンジュが嫁に行く時、いい家具を買ってやりたい」「うわあ、ドンジュは幸せ者だ」「だろ?あと数年貯めれば、いいクルマだって買ってやれる。でもな…どうやら誰かを見つけたらしい」「誰かを?」「うん」「義兄(にい)さんどうやって…」「うふふふ」) “ペク・ドンジュ”名義の通帳 「ドンジュ、幸せにならなきゃな。親父さんはそのためだけに生きた」 「私も、仕事を依頼したいです」→キムチの配達 “父が作ったキムチです。父を覚えていてください ペク・ダルシクの娘ペク・ドンジュ” 「テヒよ、返事が来た」 「返事を訳せ、キム部長」 “こんにちは、ヴィンセント 'メイ・アイ・ヘルプ・ユー(願いかなえます)'の響きに感動しました 投資について真剣に話し合いたく、一度会いましょう 板橋(パンギョ)までお越しください” 「パ…板橋(パンギョ)?板橋?OK!Yes!OFF COURSE!もちろん!行くと返事して」「あり得るんだ?でも叔父さん、服ある?ジョバーパンツ以外ある?」「このガキ!こう見えても特注のスーツだってある」「髪型!それじゃビジネスにアンフレンドリー(不利)だ。少し切って行かないと」「OFF COURSE!返事を書け。スペルはOとBだろ?」 スーツで葬儀場 主任「ようこそ」「ふふ」→事務 バッサリ髪を切りビジネススタイルのヴィンセント(笑) ヴィンセントは板橋(パンギョ)へ テヒはオンジュ大学病院救急医療科へ ソラのイム主任 「イム主任、お休みはいつですか?」「今日です」「えっ?ではなぜ今ここに?」「コーヒーを飲むためです、ソラさんと」口を開けて固まるソラ→嬉しくて止まらなくなる ヘアンの判決…第一審で懲役12年 「被告の違法行為が遺族の法的権利を冒した可能性があるとし、遺族の精神的損害への賠償も言い渡されました。取材に応じた弁護士によれば、ソ氏は第一審判決を受け入れ控訴しない意向だという事です」 ベンチに座りスクラップ 新聞切り抜き… ボンス電気4階建て大規模火災 死傷者多数 ボンス電気ビル火事で21人死亡 を見るミカエル神父 「あのおかげで天使に会えた…」 爆発現場、通報 (「あなたなら息子を見つけられるかも」「でもあなたは…こうして私といる」) 「立ち止まって事故を最初に通報した人」 「自らの命を賭けて火災報知器を鳴らした販売員」 「ガス栓を閉め大爆発を食い止めた料理人」 「自分の避難を遅らせ他の人を救った警備員」 「生存者の場所を消防員に伝えた工員」 「自分の酸素マスクを差し出した消防員」 現場にいて火傷した子供…テヒ “ボンス電気従業員一同 安らかにお眠りください”のジュノ葬儀の花輪 帝王切開のオペをしたミラン(チョンハ母) テヒを助けた妊婦…ドンジュ母 ドンジュ父とテヒとテヒ祖母 「赤ん坊の命を救った医師もまた…」 “21の命が奪われた悲劇の中、貴重な新しい命が誕生” 「多くの人々の善行と親切で美しい元来の人間の本質が重なり合い奇跡をうんだ」 0 葬祭ディレクターに復帰 「お母様が生前に好まれた曲はありますか?告別式で流してはどうかと思いまして」「そんなサービスが?はぁ~、母は…イ・ムンセの大ファンでした」「どの曲がいいでしょうか?」「“詩のための詩”を」 触れても奇跡は起こらず、普通に死に化粧 「君の心は柔肌のようにソフトで滑らかだ。つらくあらがえない人生かもしれないが、その美しい心を守り毎日を乗り切っていけば…」 納棺室から叫び声をあげて走り去る男性葬祭ディレクター、納得して微笑むドンジュ 「我々はドンジュに会える」 懺悔室でミカエルにクマのヌイグルミを抱え告悔する男性葬祭ディレクター「僕は幽霊が見えるようです。15年間ずっと…。15年も勤務して初めてなんです!お遺体を触ったら急に…目覚めたんです。どうすればいいでしょう。どうすればいいんですか?」「数は見ました?」「デ?」笑いをこらえるミカエル「神父様?」 「そう、奇跡はいつでもすぐそばにあります」 救急医療科専攻医キム・テヒ「生きてますか?」 葬祭ディレクター ペク・ドンジュ「死んでますか?」 「「願いかなえます May I help you?」」 横断歩道で向かい合い、歩道青で歩み寄るドンジュとテヒ