「人の痛みを笑う人はデビルよ」
悪魔のような男女5人。
その一人、イ·サラの台詞。
いじめというよりは犯罪レベル。
担任教諭も最悪。実母はアル中。
クラスメイトは傍観者。
たった一人、長い時間をかけて復讐を誓うムン·ドンヨン。静かに、ゆっくりと。
ソン·ヘギョがクールな美貌で笑顔もなく着々と追い詰める。彼女は決して復讐に燃えて鬼と化した人物ではなく、悲しみと憂いを持ち、恐怖に立ち向かう女性だ。
とにかく主犯のパク·ヨンジンの悪女っぷり。罪悪感ゼロ。人を罵倒したと思えば、美しい笑顔で人前に立つ。
すり寄って来たかと思えば、叩きのめす。自分を守る為なら平気で嘘をつく。人の姿をしたデビル。
早くソン·ヘギョの復讐が叶うように、ひたすら願いながら鑑賞。
韓国の格差社会。半地下を観た時もそうだが、財力のある者とない者。ある者はない者を見下し、ない者はすがって生きる。このドラマでもそれを見せつけられる。