こーた

ザ・グローリー ~輝かしき復讐~ パート 2のこーたのネタバレレビュー・内容・結末

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ドラマとして非常によく練られた脚本。愛の不時着や梨泰院で離脱した自分としては、視聴者を飽きさせないテンポ感が良きでした。18年越しの復讐劇と希望としての愛をテーマに、各キャラクターを演じる俳優陣の怪演が光る。
なんと言っても最終回、ヨンジンを刑務所に入れたところでは終わらず、ヨジョンの復讐に回る構成が秀逸だった。普通なら復讐完了してハッピーエンドだが、本作ではドンウンとヨジョンはあくまで執行人として剣舞を舞い続ける。二人が行き着くのは天国か地獄か…と思わせるような余白のあるラストだった。
全体的に大きな伏線よりも小さな伏線回収が多くて回を進めるごとに新事実が小出しになる構成が飽きなかった要因かなあと。しかし日本ドラマに比べるといじめ描写のレベルがエグいですな。
こーた

こーた