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ザ・グローリー ~輝かしき復讐~ パート 2のwhochanmisakiのレビュー・感想・評価

4.2
4月6日視聴開始Netflixにて全16話。
濃密なストーリーでキャストも演技も素晴らしくて、パート1とパート2に分けてレビューするようになっているけど、パート1だけのスコアなんて無理。強いてつけるなら3.0。だってこれから復讐が始まるんだもの。

老化して理解力が衰えた年金受給者の身には、キーになる伏線がチョイ見せすぎて見落としていたり時系列のわかりにくい箇所があったりして、何度も止めたり見返したりしている。演出を工夫してもう少しわかりやすくしてほしかった。年寄りには普段見ているイルイルドラマのベタさがありがたい。

托卵女子ヨンジン役のイム・ジヨンがとにかくエロくて魅力的。表情も身体も。「吹けよミプン」での純情で一途な芯の強い娘さんのイメージしか知らなかったので、今回のキャラにびっくり。とくに横からの乳房の形と見事な鎖骨がサイコウ。ガチん娘で見た腹筋女子絵里子を連想させてつい妄想してしまう。あまりに気になってこの女優さんの裸を探していると、映画「情愛中毒」のソン・スンホンとの濡れ場お宝映像発見。白くて形の良い胸を露わに揉まれる騎乗位でのカーセックス、ベッドで白いパンティに手を入れられて声を上げてからのまたもや騎乗位セックス、音楽喫茶でのソン・スンホンのブリーフに両側から手を入れて尻を撫で回しブリーフ越しにペニスを舐め自分の秘部をクンニされてからの正常位と後背位での激しい腰振りセックス・・・。あの可哀想な脱北娘ミプンをこの官能不倫映画の後で演じていたなんて、女優ってすごい。ちなみにこの映画には唯一無二の魅惑のチョ・ヨジョンも出演していてびっくり。
閑話休題
チョン・ジェジュン役のパク・ソンフンも良かった。「たった一人の私の味方」で可愛いくて憎ったらしい小悪魔チャンダヤの兄でチェ・スジョンの腎臓を移植してもらった青年チャンゴレで感動させてくれた俳優。あのときと対照的な役で最初はツラかったけど、実娘を思っての行動にパート2では共感すら覚えるときも。

イェソルが登場したとき見覚えがあるぞと思ったら、子ども時代のウ・ヨンウじゃあないか。「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」ではイッてるような眼つきで自閉症スペクトラムを上手く演じているなと感心したけど、今回も赤緑色覚異常の少女を好演。天才安達祐実を彷彿させる。

パート2でいよいよユン・ソヒの死の真相やミョンオ失踪の真実が明らかになりつつある。ドンウンの18年かけて周到に準備した復讐の計画。「ヴィンチェンツォ」の痛快な報復とは違った方法に感心。まさに囲碁の戦略戦術。出演陣の迫真の演技もあって最終話まで没入、満足。4月12日視聴完了。

引き続き1話から見返しているところ。見過ごしていた細部や伏線に気づけて、さらに深く楽しめている。あっ、わかりにくかった最大の理由が判明、ソン・ヘギョに円熟味がありすぎて、高校卒業直後から三十代後半までの見分けがつかなかったことでした。娘のようなギョンランと同い年として見ろなんて無茶。
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