面白かったです。
漫画版と比べると、登場人物の性格がかなりマイルドになっていると思います。否、漫画版ほど人間の醜い面を描いていない、と言うべきか。
漫画版では、登場人物全員がもれなく《ドクズ！！！》で、彼らの繰り出す珍騒動はこの上なく滑稽で、感情移入するというよりかは動物園の珍獣達を観察しているような感覚なのですが、ドラマ版はある程度同情できる仕様になっております。
モミの性格の悪さがそれほど出ているわけでもなく、その背景（容姿の良し悪しで見下されてきた人生）を知ればつい同情してしまうような。
チュネの描き方も、ドラマと漫画ではまるっきり違う。
少なくとも私は、彼女らの関係にある種の美しさ・神聖さを見出してしまいました。
ところで、この作品が好きなら「（ドラマ）フジコ」もそこそこ刺さると思います。似た系統の主人公だと思いますので。
