シーズン1で言及されてたスーフォールズの大虐殺を描いた過去編。展開の読めなさと緊張の糸がぷっつり切れる瞬間の衝撃は相変わらず良いが、前回みたいに全話爆発的にエンジンがかかった感じではない。より哲学チックになった分、全体的にのんびりしてる。レビュー読んでると、テーマの奥深さは別として、即物的な快楽という意味ではシーズン1が一番なんだろうな、と。
自己実現の過程で頭のネジが緩み始めるキルスティン・ダンストとか無言なだけでカッコいいザーン・マクラーノンとかは良かったけど、シーズン1のマルヴォやレスターほど物語を牽引するほどの魅力がどのキャラにもなかったのが残念。