最終回あたりで「バタフライエフェクト」という言葉が出てくるのでバカリズムはあえてこの形を取っているとわかっているのだが「アバウトタイム」と同じ理由(*1)で気に入らない部分が頭の隅にずっと残っての鑑賞
しかし 誰かがいると 会話の内容が変わる とか 男の年収が変わる、とか そのあたり 面白かった
かつ 安藤サクラさんは 「100円の恋」の時も思ったけど 演技はうまいし お顔がキャンパスのようで その演技によってどうにでも変化する感じ。彼女の職業によっての変化を楽しんだ。
(こここのレビュー書きながら最後に浮かんだ考え)
わたしみたいなやつがいることもバカリズムは完璧に理解して
他のパラメータを固定して、変化を浮き彫りにしたんだな
そう思うと 芯から楽しんでこれ見られる気がする。書き始めの3、5と考えてたスコアから3、9に上げる
(*1)とは
↓
ふくちゃんの子供にこだわったところ
アバウトタイムもそうだった。その子が生まれるように何度もやり直してたら バタフライエフェクトで どっかの子供が生まれたり生まれなかったりしてるはず。かつそのカップルに子供が生まれても そこで受精した精子と卵子のペアは違い 違う子供になるはず。
バックトゥザフューチャーは大好き。そういう系だと思えば受け入れられるはずなのに 「アバウトタイム」アンテナに引っかかりそのままいってしまった。
複数の人生何度目の人物 それぞれが2回目一回目が合ってたり そのあたりも 序盤に持った疑問に答えをくれたと共に それはやっぱりあり得ねーだろ と。
描かれてない 四人目以降のやり直し組と やりたい方向が反対だったらどうするねん。などと考える捻くれ者でした
「一部の天才だけがなりたいものになれるんじゃなくて 時間をかければ上達する」そのわたしの持論を描いてくれたのは嬉しかった
わたしはそれを子供でやってるのかも
子供が小さい時から「勉強しろ」など言わずに「ゲームやる時間があったら自分の技術として残ることに時間を使え」ってっ言ってた
最後に 最初に選んだ職業に戻るのもよかったね