100万回言えばよかったのブルースカイのネタバレレビュー・内容・結末

脚本家が安達奈緒子さんで松山ケンイチはじめ警察のキャストがピックアップされていたので、単なる幽霊✕ラブコメのドラマではなく考察ドラマではないかと予想していたが、いきなり井上真央の悠依が佐藤健の直木の不明者届を出しに行った先浜署で若い女性の絞殺による殺人事件の捜査本部が設置されていたので、予想通りの展開。

悠依、直木ともにWキャストで重厚感を持たせていたが、二人の出会いが預けられた里親の処というのが複雑な背景を想起させる。松山ケンイチの魚住の生まれが寺で代々霊が見えるというのは強引な設定だが、ホントは見えない幽霊を表現するために、二人の接点となるキーキャストとなっている。この難しい役どころをマツケンは軽妙にこなしていた。

ラストに殺害事件の建物入口の防犯カメラで直木が訪れていたことが判明、茶の間の考察も火蓋が切って落とされた。期待感を持たせる初回だが、ストーリーの本格展開はこれからなので、スコアはニュートラルに3.5程度にさせていただく。ハンバーグ旨そうだった。