サンタフェ

シュリンキング:悩めるセラピストのサンタフェのレビュー・感想・評価

4.1
テッド・ラッソ制作陣によるセラピストドラマ、愉快な愛すべきキャラクターたちが最高でした!

テッド・ラッソ制作陣という触れ込みのため、どうしてもテッド・ラッソと比べてしまうところがありましたが、こちらもキャラクター造形が巧みでした。

とりわけハリソン・フォードのポールとジェシカ・ウィリアムズのギャビー、ルキタ・マクスウェルのアリスが最高でしたね。特にルキタ・マクスウェルはこれまで観たことのない役者さんだったので発見でした。愛らしいキャラクターたちが心の傷に向き合う日々を眺めるのは多幸感に溢れていて、毎週楽しく視聴させてもらいました。

一方でややセラピストという企画がテッド・ラッソと比べると面白味に欠けていたのが残念でした。面白いキャラクター同士の掛け合いは正直セラピストという職業とほぼ関係がなく、実際に途中からはクライアントは(メインキャラクターのショーンを除いて)全く出てこなくなりましたしね。やはりテッド・ラッソの「アメフトのコーチがイングランドでサッカーの監督をする」という企画の面白さを再実感する結果になりました。

とはいえ、最終的にはとても好きなドラマシリーズになりましたし、軽く観られる点はとても魅力的なのでシーズン2が楽しみです!
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