にく

透明なゆりかごのにくのネタバレレビュー・内容・結末

透明なゆりかご(2018年製作のドラマ)
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このレビューはネタバレを含みます

放送当時、途中から見始めた。再放送で見直し中です。清原果耶ちゃんに惹かれたきっかけの作品。
果耶ちゃんの声や語り、表情、そして人々の描き方、映し方すべてが優しくて切ない。
各話のキャストさんの演技にも涙。
1話 安藤玉恵、2話 平岩紙,蒔田彩珠。(2話は真知子さん夫婦が出てきて苦しくなった)、3話 田畑智子(婦長と望月がいい。夜勤で電話するところ)「あなたは、嘘つかないってことがわかった」のシーンはとても心に残ってる。4話 マイコ,葉山奨之。安全だと思われている出産。奇跡なのに、なぜそう思い込んでるんだろう。私もまたそのひとり。5話 長野里美(本当に適役…),花田優里音。先生と婦長の関係性素敵。6話 モトーラ世理奈、イッセー尾形と角替和枝の老夫婦、西原亜希。水川あさみの表情。7話 片山友希,森山のえる(幼少期のアオイ),酒井若菜(母)。すべての家庭にそれぞれの形があり、純粋な愛情は変わってしまうかもしれない。それでも、一瞬でも世界で1番愛されていた証があれば生きていける。そしていつか自分も、誰かを愛せると思える。


輝く命と透明な命。
命ってなんだろう。
赤ちゃんだけを見ちゃだめ。
信頼される人に、なりたかったのに
理由が分かれば、怖くなくなる。
そういうことは、世の中では起きる。
命ってなに?私たちの心も体も突き動かす。命ってこわい。でも、無事に生まれてきてくれてありがとう。
あの台にあがってさ、できちゃったらまた下ろせばいいなんて思える人は、私はいないと思うよ。
私のせいでこの人はどれだけ苦しんできたんだろう。母親というだけで。
にく

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