ティッシュ足りない。
超能力・超次元バトルかと思ったら割と肉弾戦だったり銃弾戦、青春恋愛モノだったり。アベンジャーズでもあり、スパイダーマンかつスーパーマンでもあり。時代背景と共にアメリカや中国が絡むのか〜と思ったら、結局のところ北と南のニコイチ(大喧嘩してますけど)ストーリーは切っても切り離せないし。勿論、"恨"が物語の根幹にあり、世代を超えても、な韓国ならではの土台がある。
物語の構成は『マスクガール』と同じで各個人を掘り下げていくので感情移入がしやすい。
珍しいなぁと思ったのは"簡単に人を殺す"描写を見ていると、誰もが考えたことはあるであろう敵役のこれまでの人生背景。ちゃんとあります‼️沢山‼️同情要素といえばそうではあるのだが、悔しいかな、後々に活きてくるのです。良い意味でも悪い意味でも"恨"ですね。ええ、コイツ誰だよって人もウワ‼️それ⁉️みたいなプチアハ体験祭りが繰り広げられます。
子供世代が好きなので中盤にかけて大人世代の"サスペンス"に少しだけ間延び感があったが、観終わったあとに「家族っていいな」のお気持ち。大満足です。涙が止まらない。
キャストも豪華。ちょっとした敵役にも別作品で見かけた役者さんがいたりで嬉しい。『シスターズ』や『二十五、二十一』に並ぶ良作。
エンドロール後に伏線が回収かつばら撒かれるため、次回シーズンが待ち遠し〜！原作のストックはある訳なのだから、これだけ風呂敷広げて次？無いです！は寂しいので続編よろしくお願い致します。
