シャチ状球体

リトビネンコ暗殺のシャチ状球体のレビュー・感想・評価

リトビネンコ暗殺(2022年製作のドラマ)
3.7
死体なき殺人事件を捜査する最初のエピソードがドラマ的なピークだ。それ以降は実際に起きた出来事を説明するパートが殆どを占めるが、ポロニウムがどこで、誰に盛られたのかを捜査していくうちにロシア政府の陰謀が浮かび上がってくるのは非常に恐ろしい。

後半には当時のメイ内相が記者会見をする映像も出てきて、保守政党とはいえ自国民が暗殺される事件が起きればきちんと対応するところはまともなのね……という感じ。

未解決の事件なのでハッピーエンドでは終わらないけれど、真相を解明しようとするマリーナの強い姿勢は世界中の人々に届いたはずだ。


???「ウラジーミル。君と僕は、同じ未来を見ている。行きましょう。ロシアの若人のために。そして、日本の未来を担う人々のために。ゴールまで、ウラジーミル、2人の力で、駆けて、駆け、駆け抜けようではありませんか。」
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