抹茶マラカス

葬儀屋の女の抹茶マラカスのレビュー・感想・評価

葬儀屋の女(2022年製作のドラマ)
3.5
アルプス山中の村で起きた轢き逃げ。目の前で夫を失った葬儀屋稼業の女性がその犯人を探しながら、村に根付いたわるーいところに迫っていく感じ。
一市民が大きい陰謀にぶつかる作品なので、どうしても仕方がないが気付くと行き当たりばったり気味に死体の山が築かれていく。最終的に行き着く犯人たちの感覚がホモソーシャルだったり、田舎の地獄だったり、色んなとこに掠ってくる。
死体を調えている段階で見せる技術や死体と話してる(ように自分と対話する)序盤の場面がもっと上手く使えてればな、と。
ただ、バイクや車を走らせているのを上空から撮るとそれだけで圧倒的アルプスで満足してしまう。ずるい。